ホームルーターとは?光回線との違いを仕組みからわかりやすく解説

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「工事をしなくても、コンセントに挿すだけでインターネットが使える」——そんな機械があると聞いたことはありませんか。

家電量販店では「置くだけWi-Fi」という名前で並んでいることもあります。ホームルーターと呼ばれる機械です。

ただ、名前に「ルーター」と付いているので、いま家にあるWi-Fiルーターの新しい種類だと思ってしまいます。

実は、ホームルーターが置き換えているのはルーターではありません。回線そのものです

この記事では、ITやネットワークの知識がない方でもわかるように、ホームルーターが家のどこを置き換える機械なのかと、光回線と比べて何を得て何を手放すのかを解説していきます。

先に、結論を3つ書いておきます。

  • 家まで光ファイバーを引く代わりに、スマホと同じ電波を受け取ります。線を引き込まないので、工事が要りません
  • 手軽さの代わりに手放すものがあります。ある機種では、カタログの数字で上り(送る側)が下りの20分の1ほどに設計されています
  • 「無制限」「引っ越しが多い方向け」といったカタログの言葉には、同じ公式文書の中に注記や条項が添えられています。契約前に見る場所は3つです

なお、この記事では特定の会社の商品を比べたり、おすすめを選んだりはしません。電波を使う回線と光回線で何が違うのかという、どの会社を選んでも変わらないところだけを扱います。

ホームルーターとは?コンセントに挿すだけで使えるインターネット

ホームルーターの置かれ方を描いた図。左に鉄塔があり、そこから電波が中央の据置型の箱に届いている。箱につながっているのは壁の差込口から伸びた電源コードだけで、箱からはWi-Fiがノートパソコンとスマートフォンへ広がっている。

ホームルーターとは、スマートフォンと同じ4G・5Gの電波を受け取って、家の中にWi-Fiを飛ばす据え置き型の機械です。工事不要をうたう「置くだけWi-Fi」も、多くはこれを指しています。

ドコモは自社のサービスページで「コンセントに挿すだけ」と案内しています。

もう少していねいに書くと、同じページの手順は「dアカウントを登録する」「本体にSIMカードを取り付ける」「コンセントに差し込んで約2分待つ」「本体に書かれたネットワーク名とパスワードを手元の機器に設定する」の4つです。

アカウントの発行が加わるぶん、Wi-Fiルーターを買ってきたときと同程度かやや多いくらいの手間、と考えてよさそうです。要らなくなるのは「回線の開通工事」であって、設定そのものが消えるわけではありません

ではなぜ工事が要らないのでしょうか。理由は単純で、家に新しい線を1本も引き込まないからです。

光回線を引くときは、電柱から家まで光ファイバーという線を通します。線を通す以上、建物に手を入れることになります。

NTT東日本の提供条件にも、「光加入者回線をお客さまの建物に引き込む際に、建物内に配管設備などの構築が必要となる場合があります。これらの工事に関しましては、お客さまのご負担にて実施していただきます」と書かれています。

ホームルーターには、この工程がまるごとありません。すでに空中を飛んでいる携帯電話の電波を受け取るだけだからです。

スマートフォンを新しく買ったとき、家に工事の人が来ることはありませんよね。ホームルーターも同じで、機械が手元に届けば、その日からつながります

やめるときも同じです。線を通していないので、撤去の工事も要りません。入口だけでなく出口も軽い、というのがこの形の特徴です。

ホームルーターは光ファイバー・ONU・ルーターのどこを置き換えるのか

光回線とホームルーターの経路を上下に並べて比べた図。上の光回線は電柱から壁の差込口、2つの箱を線でたどってノートパソコンに届いている。下のホームルーターは鉄塔から電波で1台の箱に届き、そこからノートパソコンへつながっている。

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

「ホームルーター」という名前を聞くと、いま家にあるWi-Fiルーターを新しいものに買い替える話だと思えてきます。ところが、実際に入れ替わるのはもっと手前の区間です。

光回線の場合 — 回線からルーターまで、4つの区間がある

光回線でインターネットを使っているとき、通信は次の順に流れています。

  • 電柱から家までの光ファイバー(工事で通す線)
  • 光コンセント(部屋の壁にある、光の差込口)
  • ONU(光の信号を、機械が読める電気の信号に変える箱)
  • ルーター(届いた通信を、スマホやパソコンなど複数の機器に振り分ける箱)

この4つを通って、ようやく手元のスマートフォンに届きます。ONUとルーターは見た目が似ていますが、仕事はまったく別です。

なお、集合住宅では建物の共用スペースから先が光ファイバーではなく、電話線やLANケーブルに変わっていることがあります。その場合、部屋に置かれる箱もONUとは別のものになります。

ホームルーターの場合 — 前半が消えて、1台になる

ホームルーターにすると、この道のりは次のように変わります。

光回線での役割ホームルーターではどうなるか
電柱から家までの光ファイバー無くなる(基地局からの電波に置き換わる)
光コンセント無くなる(壁の差込口を使わない)
ONU無くなる(光が来ないので、光を変換する仕事も無い)
ルーターホームルーターの中に入っている

つまり消えるのは前の3つで、ルーターの仕事だけが箱の中に残ります。だから複数の機器を同時につなげますし、Wi-Fiも飛びます。

水道にたとえると、光回線は自分の家まで水道管を引くやり方です。工事は要りますが、蛇口をひねればいつでも同じ勢いで出ます。

ホームルーターは近くまで来ている給水車から受け取るやり方に近いといえます。工事は要りませんが、受け取れる量はその日の車の混み具合や、家までの距離に左右されます。

買い替えではなく回線の引っ越しなので、いま光回線でWi-Fiルーターを使っている方は、その機械の出番が基本的になくなります。ホームルーターがその役目も兼ねるからです。

ホームルーターと光回線は何が違うのか

光回線と電波の違いを対比した図。左は1本の線が太さを変えずに家までまっすぐ伸びている。右は鉄塔から同心円状に広がる波が3軒の家に届いていて、遠いものほど波が細く薄くなっている。

「工事が要らないなら、そちらのほうがいいのでは」と思えてきます。ここからは、手軽さと引き換えに何が変わるのかを見ていきます。

図のように、線の中を通る光はどこまで行っても同じ太さのままで、空中に広がる電波は基地局から離れるほど弱くなります。ここから、性質の違いが3つ出てきます。

  • 送る側(上り)に、どれだけの太さを割り当てているか
  • そもそも自分の家まで届くかどうか
  • 押してから返ってくるまでの、反応の速さ

順に見ていきます。比べるのはカタログに書かれている数字どうしです。実際に出る速度は住んでいる場所で変わるので、どちらも「この条件なら最大でここまで」という設計の値で見ます。

上りが、下りの20分の1に設計されている

インターネットの速度には、受け取る側の下りと、送る側の上りの2つがあります。

数字を並べる前に、単位をそろえておきます。1Gbps=1000Mbpsです。つまり「4.2Gbps」は「4200Mbps」、「218Mbps」はその20分の1ほどになります。

カタログの数値を並べると、次のようになります。

下り(受信)上り(送信)下りと上りの比
光回線(フレッツ光・ギガラインタイプ)最大概ね1Gbps最大概ね1Gbps1対1
ホームルーターの例(home 5G HR02・5G)受信時最大4.2Gbps送信時最大218Mbps約19対1

この表は、2つの見方をすると分かりやすくなります。

ひとつは横に見る見方です。このタイプの光回線は下りと上りが同じ数字なのに対し、home 5G HR02の仕様では上りが下りの20分の1ほどに設計されています。

もうひとつは縦に見る見方です。下りだけを比べるとホームルーターのほうが大きい数字ですが、上りだけを比べるとフレッツ光の提供条件にある1Gbpsの5分の1ほどになります。

下りの数字だけを見て選ぶと、この差に気づけません。同じ表の中に、大きい数字と小さい数字が同居しているということです。

ただし、光回線ならどれでも上下が同じというわけではありません。マンション向けのハイスピードタイプのように、下りが200Mbpsで上りは100Mbps、という組み合わせもあります。

どちらも「技術規格上の最大値」と明記された、同じ性質の数字です。実際に出る速度ではありませんが、設計としてどちらに厚みを持たせているかは読み取れます。

実際に出る速度のほうは、事業者自身が「ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します」と書いています。これは光回線でも同じで、どちらの数字も「出ることが保証された速度」ではありません。

上りが効くのは、動画を見るときではなく送るときです。WEB会議で自分の顔と声を送る、離れて暮らす家族とビデオ通話をする、クラウドに写真を上げる、といった場面がこれにあたります。

毎日カメラをつなぐ使い方をする方は、下りの数字ではなく上りの数字のほうを先に見てください。

なお、建物の設備の都合で光回線の速いタイプを選べない方は、いまの契約も上りが100Mbpsで頭打ちになっていることがあります。その場合、上りの差は数字の見た目ほど大きくないかもしれません。

つながるかどうかは、建物のつくりで変わる

光回線は、線が部屋まで届いてさえいれば、あとは家の外の天気にも建物の材質にも左右されません。信号が線の中を通るからです。

電波はそうはいきません。ドコモも製品ページの注記で「障がい物の有無、建物の材質や電波状況など、お客さまのご利用環境によっては電波が届かない場合があります」と書いています。

同じ建物の中でも、窓ぎわと部屋の奥で入りやすさが変わります。置き場所を数十センチ動かすだけで様子が変わることがあるのは、光回線には無い性質です。

逆にいえば、これは契約する前には確かめきれないということでもあります。エリアの地図で「使える」となっていても、それは建物の中まで保証したものではありません。

反応の速さ(遅延)は、電波の区間のぶんだけ遅れる

速度とは別に、反応の速さという物差しがあります。押してから返ってくるまでの遅れ(遅延)のことです。

この遅れは、通信が通る道のりが長くなるほど積み上がります。電波でつなぐ場合、家から基地局までを電波で渡るぶんが加わります。

ここは、前の章で「家の中の箱が3つ消える」と書いたのとは別の話です。家の中の機械は減りますが、家の外に電波の区間がひとつ足されると考えてください。

動画を見るぶんには、少しの遅れは先に読み込んでおくことで隠せます。困るのは会話やオンラインゲームのように、押した結果がすぐ返ってくる必要のあるものです。

WEB会議で「どうぞ」「あ、どうぞ」と譲り合いが起きるのは、この遅れが原因のひとつです。

ホームルーターとモバイルWi-Fi・テザリングの違い

電波でインターネットにつなぐ3つの形を横に並べた図。電源コードの付いた据置型の箱、手のひらサイズの平たい端末、スマートフォンが並び、3つとも左端にある同じ鉄塔から弧を描いて電波を受け取っている。

電波を使ってインターネットにつなぐ方法は、ホームルーターだけではありません。持ち運べるモバイルWi-Fiも、スマートフォンのテザリングも、同じ仲間です。

ここで大事なのは、3つとも上流はまったく同じだということです。どれも携帯電話の基地局から電波を受け取っています。

違うのは、電波を受け取ったあとの部分です。

ホームルーターモバイルWi-Fiテザリング
電源コンセント内蔵バッテリースマホのバッテリー
置き場所据え置き持ち歩く持ち歩く
契約専用の契約専用の契約スマホの契約に含まれる
向く場面家じゅうの機器をまとめて外出先で自分の機器をその場かぎりの一時しのぎ

なお、テザリングはスマホの契約に含まれることが多いものの、プランによっては申し込みや別料金が要る場合があります。

持ち運べる機器との差は、この「電源」のところに出ます。

UQ WiMAXはモバイルルーターとの違いを説明する節で、ホームルーターは「常に給電が必要なものの、モバイルルーターよりも、アンテナの感度が強くて広範囲で安定した通信を可能にし、多くの機器を同時に接続できる」と書いています。

そして、この「持ち運べない」は機械の都合ではなく、契約の決まりであることがあります。次の章で、そこを見ていきます。

ホームルーターを契約する前に、提供条件書で確かめる3つのこと

契約書類を虫めがねで確かめている図。上部に太い見出しの帯があり、その下に文の行を表す細い線が並んでいる。そのうち3本だけが色を変えて丸い印が付いており、右下に虫めがねが重なっている。

広告に大きく書かれる言葉と、契約の細かい条件は、書いてある場所が違います。どちらも公式のものですが、読む場所を分けておくと判断しやすくなります。

申し込みページには「提供条件書」や「重要事項説明書」という書類が置かれています。料金や契約期間も同じ書類に書かれているので、そのついでに見てほしいところが3つあります。

① 設置場所の住所を登録する決まりがあるか

ホームルーターは、コンセントさえあればどこでも動きます。ところが契約のほうで、置いてよい場所が決められていることがあります

ドコモのサービスページで、いちばん大きく出ている「コンセントに挿すだけ!」という言葉には、※が付いています。その中身が「ご登録いただいた設置場所住所以外ではご利用いただけません」です。

同じページの中に、手軽さと決まりが並んで書かれているということです。提供条件書には、もう少し詳しく書かれています。

提供条件書に書かれていること

設置場所住所(home 5G):ご契約時にご契約者住所に加え、当社に申告・登録いただいた国内におけるhome 5G専用ルーターの設置場所をいいます。

なお、当社にご登録いただいた設置場所住所(home 5G)以外でのご利用は出来ません。

読み取ってほしいのは「ご契約者住所に加え」という書き出しのほうです。住所を2つ登録する、という決まりだということです。

同じ書類には、守られなかったときの扱いも書かれています。「当社にご登録いただいた設置場所以外にhome 5G専用ルーターが設置されていることを当社が確認した場合、(中略)連絡先メールアドレスへ通知し、「home 5G」のご利用を停止します」とあります。

ソフトバンクのSoftBank Airも同じです。「登録住所(設置場所住所)以外での一時利用はできますか」という問いに対して、「ご登録住所(設置場所住所)以外でのご利用はできません」と答え、確認した場合は通知のうえで利用を停止すると案内しています。

ここで、少し引っかかるところがあります。ドコモの提供条件書は、サービスの説明のいちばん最初に「単身世帯や引っ越しが多い世帯など」向けだと書いています。

引っ越しが多い方に向けたサービスでありながら、引っ越すたびに登録の変更が要るということです。矛盾しているわけではなく、「開通工事を待たなくてよい」という手軽さと、「置く場所は届け出る」という決まりが、同じ文書の中に並んでいるだけです。

大事なのは、引っ越し先で使えなくなるという話ではないことです。住所の変更手続きをすればよく、ソフトバンクは登録住所と実際の利用場所が一致すれば停止が解除されると案内しています。手続きが要る、というだけの話です。

もうひとつ、読み取れることがあります。登録するのは「契約者の住所」と「設置場所の住所」の2つです。この2つが同じでなければならない、とは書かれていません。

離れて暮らす家族の家に置きたい、といった使い方を考えている方は、この欄がどう扱われるかを申し込む前に事業者へ確かめてください。置く場所が自分の住所と違うなら、そこが最初の確認点になります

なお、この決まりはすべてのホームルーターに共通するものではありません。UQ WiMAXは自社の解説で「WiMAXは基本的に利用制限がないため、場所を問わず利用できます」と書いています。同じ「ホームルーター」でも、契約の決まりは同じではないということです。

②「無制限」に注記が付いていないか

ホームルーターの案内には「データ量無制限」と書かれていることがあります。実際、ドコモのhome 5Gプランも利用可能データ量は「無制限」です。

ただし、その「無制限」には注記の番号が振られています。中身はこうです。

「無制限」に付いている注記

ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。

なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。

読み取れることは2つあります。ひとつは、「何ギガまで」という線は引かれていないこと。もうひとつは、混み具合や使い方に応じた調整はあることです。

調整のされ方は3通り書かれています。混雑する時間帯に遅くなること、直近3日間の利用量が特に多い人が遅くなること、そして短時間に大量の通信をしたり長時間つなぎ続けたりした場合は、その通信が中断されることがあることです。

では「特に多い」とは何ギガなのでしょうか。この数字は公表されていません。提供条件書にもサービスページにも、具体的な基準は書かれていません。

代わりに、何が起きるかのほうは書かれています。同じページには「ご利用が集中している時間帯に特定エリアで通信が遅くなる(たとえば動画視聴ではご利用の通信環境により画質が低下する)」とあります。

これは電波を分け合う仕組みから来ています。ひとつの基地局から出ている電波を、その範囲にいる全員で分け合っているので、同じ時間に使う人が多いほど、ひとりあたりの取り分は減ります。

③ 上りの最大速度が書かれているか

広告で大きく出ている数字は、ほとんどが下りです。前の章で見たとおり、上りは下りとまったく違う数字になっていることがあります。

提供条件書や製品ページには、「受信時最大」「送信時最大」と分けて書かれています。送信時のほうを探して、メモしておいてください

いま使っている回線と比べるときも、同じところを見比べます。下りどうし、上りどうしで並べないと、比べたことになりません。

ついでに見ておきたい、2つのこと

3つの確認点とは別に、光回線から乗り換える方に関わることを2つ挙げておきます。

ひとつは電話です。ホームルーターの契約は、インターネットのための契約です。ドコモのhome 5Gの提供条件書には「ご利用可能な通信の種類は、データ通信モードおよび、SMSのみとなります」とあります。

光回線に付けている電話サービスを使っている場合、回線をやめればその電話も一緒に無くなります。固定電話が必要なご家庭では、ここを先に確かめてください。

もうひとつは、電波が届かなかったときの引き返し方です。前の章で書いたとおり、実際に届くかどうかは置いてみないと分かりません。

ここには制度があります。総務省は、契約書を受け取ってから8日以内であれば一方的に解約できる「初期契約解除制度」と、大手携帯会社がその代わりに適用している「確認措置」を説明しています。

確認措置は、電波状況が不十分な場合などに限り、端末もキャンセルできるようにした仕組みです。届かなかったときの逃げ道が用意されている、ということになります。

ただし、どちらが適用されるか・条件を満たすかは契約するサービスによります。これも申し込みの書類に書かれているので、3つの確認点と一緒に見ておくと安心です。

まとめ

この記事では、ホームルーターが家のどこを置き換える機械なのかと、光回線と比べて何が変わるのかを解説しました。

あらためて要点をまとめると、次のとおりです。

  • ホームルーターはスマートフォンと同じ電波を受け取る機械。家に線を引き込まないので工事が要らない
  • 置き換わるのはWi-Fiルーターではなくその手前。光ファイバー・光コンセント・ONUの3つが無くなり、ルーターの仕事だけが箱の中に残る
  • カタログの数字で見ると、光回線のギガラインタイプは下りと上りが同じ。ある機種のホームルーターは上りが下りの20分の1ほどに設計されている(光回線でも、タイプによっては上下が違う)。送る使い方が多い人ほど効いてくる
  • 電波なので、建物の材質や置き場所で入り方が変わる。契約前には確かめきれないが、初期契約解除制度・確認措置という引き返し方が用意されている
  • モバイルWi-Fi・テザリングとは上流が同じ。違うのは電源・置き場所・契約
  • 契約前に見るのは設置場所の登録・「無制限」の注記・上りの最大速度の3つ。ドコモのhome 5GとSoftBank Airは登録した場所以外では使えないと明記し、UQ WiMAXは制限が無いと書いている。同じ「ホームルーター」でも決まりは同じではない
  • 光回線から乗り換えるなら、電話がどうなるかも先に確かめる。ホームルーターの契約はインターネットのためのもの

工事が要らないという手軽さは、線を引かないことから生まれています。その一点から、良いところも弱いところも同じように出てくると考えると、選びやすくなるはずです。

WEB会議のために回線を見直すのであれば、必要な速度の目安は次の記事にまとめてあります。

この記事で引用した資料は次のとおりです。ドコモの提供条件書はPDF、NTT東日本の提供条件はWebページで公開されています。

提供条件書「料金プラン(home 5G)」(NTTドコモ・PDF)
フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ 提供条件(NTT東日本)
「初期契約解除」ってなに?(総務省)

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