Wi-Fiルーターの設定画面(管理画面)を開こうとしたら、ユーザー名とパスワードを聞かれて止まってしまった。そんな場面ではないでしょうか。
本体のシールは見た。思いつくものも入れてみた。それでも通らない——。
実は、この場面でつまずく理由はいくつかあって、「シールに書いてある」が成り立たない機種があるのもそのひとつです。
設定画面に入るためのパスワードは、管理者パスワード(メーカーによっては管理用パスワード、機器設定用パスワードとも呼びます)といいます。Wi-Fiにつなぐときに入れるパスワードとは別のものです。
この記事では、ネットワークにくわしくない方でも順番に確かめられるように、初期化する前に探せる場所と、初期化したときに何が起きるのかを解説していきます。
この順で進めてください。探す場所は3か所あります。
- 入力するのをいったんやめる(試し続けると、10分から2時間ほど設定画面に入れなくなる機種があります)
- 自分の機器が「買ったルーター」か「回線と一緒に来た機器」かを確かめる(探す場所が変わります)
- 本体のシールを見る(背面・天面だけでなく、底面の台座の裏まで)
- 付属の紙を探す(説明書とは別の、はがき大のもの)
- 借りている機器なら、契約・工事のときの書類を探す
- それでも見つからなければ初期化(PPPoEでつないでいるなら、その前にプロバイダの書類を用意)
そのうえで、次の2つを知っておくと判断が変わります。
- シールに載っていない機種があります。載っている機種を型番で挙げているメーカーもあります
- 初期化しても、シールの文字列で入れるとは限りません。「もう一度、自分で決める」画面が出る機器があります
目次
探しているのは、どのパスワードか

最初に、いま手元にある文字列が「そもそも違うもの」でないかを確かめます。ここを飛ばすと、関係のない文字列を何度も入れ直すことになります。
なお、まだ設定画面そのものを開けていない方は、先に管理画面の開き方を確かめてください。ここから先は、ログイン欄までは出ている前提で進めます。
家のインターネットまわりには、紛らわしいパスワードが3つあります。
| 何のためのものか | どこで使うか |
|---|---|
| Wi-Fiにつなぐためのもの | スマホやパソコンで、Wi-Fiの名前を選んだあとに入れる |
| 設定画面に入るためのもの | ブラウザでルーターの設定画面を開いたときに入れる(この記事の対象) |
| インターネットにつなぐためのもの | プロバイダから送られてきた書類に書いてある。ルーターの中に設定されている |
3つ目がとくに紛らわしいところです。契約時の書類には「認証ID」「接続パスワード」といった文字列が並んでいるので、これを設定画面のログイン欄に入れてしまう方がいます。
ASUSは、この取り違えをよくある質問の1番目に置いていて、「インターネット プロバイダーから提供された ID/パスワードは、インターネット接続のために必要なものです。ルーターにログインするためのユーザー名/パスワードではありません」と説明しています。2番目はWi-Fiのパスワードについての同じ説明です。
ただし、3つ目の書類は捨てないでください。設定画面のログインには使えませんが、この記事の後半で出てくる初期化をしたときに必要になります。
なお、Wi-Fiにつなぐパスワードと設定画面のパスワードは、呼び名がメーカーごとに違います。どちらがどちらかの見分け方は、次の記事にまとめています。
管理者パスワードが書かれている場所

探す先は3か所あります。見つかるとしたら、このどれかです。
この記事はここから先、ずっと「メーカーによって違う」という話が続きます。自分の機器がどれなのかが決まらないと、どこを見ればよいかも決まりません。先に2つだけ確かめてください。
①「買ったルーター」か「回線と一緒に来た機器」か。電気屋で自分(や家族)が買ったのなら前者です。光回線を申し込んだときに工事の人が置いていった、あるいは宅配で届いたのなら後者で、こちらはホームゲートウェイと呼ばれます。電話をその機器につないでいる場合は、まず後者です。
② 型番。本体の背面や底面のシールに、英数字の型番(WX3600HP のような並び)が書かれています。⚠ メーカー名では判定できません。借りている機器にも製造元の名前が入っていることがあるためです(auひかりのホームゲートウェイはNEC製です)。判定は①で行ってください。
家族の家や実家の機器を見に行くなら、この2つを先に書き写して送ってもらうと、行く前に読む場所が決まります。⚠ シール全体を撮った写真は送らないでください。Wi-Fiのパスワードまで写ります。
なお、中古で買った機器や、譲り受けた機器、引っ越し先に残っていた機器は例外です。前の持ち主がパスワードを変えていれば、これから見る3か所のどこにも書かれていません。機器がどれかを確かめたら、「初期化で消えるのは、パスワードだけではない」へ進んでください。
本体に貼られたシール(ラベル)
まず本体です。ただし、見る面は1つとは限りません。
アイ・オー・データは、「背面や天面にシールがないかご確認ください。シールがない場合は、底面の台座を外してご確認ください」と案内しています。さらに「添付のゴム製台座に記載されているものもあります」とも書かれています。
台座の裏まで見た方は少ないのではないでしょうか。ここで見つかることがあります。
シールが見つかったら、次はどの欄を見るかです。ここもメーカーで違います。
| メーカー | シールの欄と初期値 |
|---|---|
| NEC(Aterm・WX3600HP の場合) | 「Web PW」の欄。英数字8桁。ユーザー名は「admin」 |
| ASUS | 「ラベルに既定のユーザー名とパスワードが[admin]と記載されている」機種と、「ラベルに固有のユーザー名とパスワードが印字されている」機種の2パターン |
| バッファロー | セットアップカードが付属する機種は「admin」と「password、もしくはセットアップカードに記載されているパスワード」。付属しない機種は「root」と空白 |
バッファローの「空白」は、同社のよくあるご質問にそう書かれています。パスワード欄に何も入れずにログインする、ということです。入れる文字を探し続けていた方は、ここで手を止められます。
ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。「本体のシールに書いてある」は、すべての機種で成り立つわけではありません。
NECは、シールに管理者パスワードが記載されている機種を型番で列挙したうえで、「上記の機種で管理者パスワードを変更した場合、上記以外の機種で設定した管理者パスワードを忘れてしまった場合、クイック設定Webを開くことはできません」と書いています。
アイ・オー・データも、3つの型番について「ログインパスワードは、初期設定時にご自身で作成したユーザー名・パスワードとなります」「(設定情報シートにユーザー名、パスワードの記載はありません)」としています。
つまり、探しても無い機種があります。見つからないことは、あなたの探し方が悪いせいではありません。
付属の紙(セットアップカード・設定情報シート)
本体に無ければ、買ったときの箱に入っていた紙を探します。呼び名はメーカーで違い、バッファローはセットアップカード、アイ・オー・データは設定情報シートと呼んでいます。
説明書とは別の、はがきくらいの大きさの紙です。取扱説明書の袋に一緒に入っていることが多いので、説明書だけを見て「無い」と判断しないでください。
借りている機器(ホームゲートウェイ)なら、契約・工事のときの書類
光回線の契約でレンタルしている機器(ホームゲートウェイ)の場合、探す場所は事業者によって変わります。ここは「借りている機器はこう」と一括りにできないところで、NTT東西・auひかり・光BBユニットで案内が分かれます。
| 事業者 | 公式の案内 |
|---|---|
| NTT東日本・西日本 | 初期値がない。使い始めるときに自分で決める(ユーザー名は「user」) |
| auひかり | 本体のラベルに初期パスワードがある。それでログインしたあと、新しいパスワードを設定する |
| 光BBユニット(ソフトバンク) | 初期値が公表されている。ybbuser/ybbuser または user/user の2パターン |
NTT東日本の機能詳細ガイドでは、初回のログインの手順に「5-a. 機器設定用パスワードを設定する」という段があり、「パスワード、パスワード再入力欄にお客様が決定した任意の文字列を入力し、[設定]をクリックしてください」と書かれています。2回目以降は「ユーザー名に「user」を、パスワードに手順5-aで入力した機器設定用パスワードを入力し」とあります。
一方でauひかりは、ホームゲートウェイについて「初めてクイック設定Webにアクセスした時は、ホームゲートウェイのラベルに記載の初期パスワードを使ってログインします」と案内しています。こちらは本体のラベルを見ます。
ソフトバンクは、光BBユニットについて「(1)ユーザ名 : ybbuser パスワード : ybbuser」「(2)ユーザ名 : user パスワード : user」と、初期値そのものを公開しています。
ここまでで、ユーザー名だけでも admin・root・user・ybbuser の4通りが出てきました。「よくある組み合わせ」を思い出そうとするより、自分の機器の案内を1つ見るほうが早いということです。
NTT系で、決めたのが自分ではなく工事に来た担当者だったなら、そのとき置いていった書類に書かれていることがあります。契約時のファイルを探してみてください。
ホームゲートウェイが何をしている機器なのかは、次の記事で解説しています。
パスワードを何度も試すと、ロックされることがある

探しているあいだ、つい「これかもしれない」を入れてしまいます。それは止めてください。
NECは、現行機のマニュアルに「管理者パスワードを10回間違えると、本商品へのアクセスができなくなります」と書いています。続けて「その場合は、本商品の電源を入れ直すと、復旧することができます」ともあります。
電源を入れ直せば戻るなら大したことがない、と思われたでしょうか。そうとは限りません。待たされる長さがメーカーでまったく違うからです。
ロックが解けるまでの長さはメーカーで違う
| メーカー | ロックされたときの案内 |
|---|---|
| NEC(Aterm・WX3600HP の場合) | 10回で「アクセスができなくなります」。電源を入れ直すと復旧 |
| アイ・オー・データ(Wi-Fi 7の機種) | 「連続でログイン失敗のため、10分間ログインできません。10分後に再度ログインを行ってください。」 |
| TP-Link(Archerの一部機種) | 「最大ログイン試行数」を超えたという表示が出て、2時間後にもう一度、と案内される |
| バッファロー | 「ログインはロックされています」と表示される。案内に回数も待ち時間も書かれていない |
電源の入れ直しで済むものから、2時間待つものまであります。しかも、回数が案内に書かれていないメーカーもあります(TP-Linkの案内は、回数の部分が原文では表示されていません)。
だから「あと何回まで試せるか」を数えても意味がありません。思いつくものを入れるのはやめて、探す側に戻ってください。探す先が無いと分かっている中古の機器なら、そのまま「初期化で消えるのは、パスワードだけではない」へ進みます。
まず入力をやめて、次の順に進めてください。
- ブラウザをいったん閉じる(下の「合っているはずなのに通らないとき」の原因が混ざっていることがあります)
- 待つ。アイ・オー・データの Wi-Fi 7 の機種なら10分、TP-Link の Archer の一部機種なら2時間が目安です
- 待っているあいだに、上の3か所を探す
電源の入れ直しは、NEC(WX3600HP の場合)とバッファローが案内しています。NECは「本商品の電源を入れ直すと、復旧することができます」、バッファローはログインできないときの対処法の1番目に「Wi-Fiルーターを再起動します」を挙げています。
⚠ 一方で、ロックを案内している4社(NEC・バッファロー・アイ・オー・データ・TP-Link)とも、解けたかどうかを確かめる方法は書いていません。もう一度試して同じ表示が出れば、まだ解けていない、と判断することになります。
合っているはずなのに通らないとき
シールの文字列を正しく写したのに通らない。そういうときに疑うところが5つあります。
- アルファベットのOと数字の0。アイ・オー・データは「設定画面ログイン用のユーザー名、パスワードには、アルファベットのO(オー)は使われません。0とある場合は【数字のゼロ】を入力してください」と書いています
- 全角になっていないか。同じくアイ・オー・データが「文字は半角英数字(アルファベットは全て小文字)です。全角になっていないか確認してください」と案内しています
- ブラウザが覚えている古いパスワード。TP-Linkは、ロックの原因に「ログインに使用しているウェブブラウザの自動ログイン機能」を挙げています
- ブラウザに残った古い画面。バッファローはキャッシュの削除や別のブラウザを、アイ・オー・データはキャッシュの削除やシークレットタブを挙げています
- そもそも別の機器の画面を開いていないか。アイ・オー・データは「ログイン画面の上部に表示されているURLが、[192.168.0.1]または、[192.168.0.XX]となっているかご確認ください。3区切り目が「0」以外の場合は、本製品以外のログイン画面の可能性があります」としています
最後の「別の機器の画面」は、光回線の家でとくに起こります。回線の機器と、買ってきたWi-Fiルーターの2台がつながっている家では、開いた画面がどちらのものか分かりにくいからです。数字の並びが手元の説明書と違っていたら、別の機器を開いています。
どちらの画面を開いているかの見分け方と、変えたいことごとにどちらを開けばよいかは、別の記事にまとめました。
ブラウザの自動ログインも見落としやすいところです。自分では1回しか押していないのに、ブラウザの自動ログイン機能が古いパスワードを入れてしまうことがあります。心当たりがないのにロックされるのは、これが理由のことがあります。
手を打つなら、ブラウザのシークレットウィンドウ(プライベートブラウズ)で開き直すのが早道です。保存されたパスワードもキャッシュも使われないので、自動ログインと古い画面を同時に外せます。Chrome や Edge なら右上の「…」から「新しいシークレットウィンドウ」「新しいInPrivateウィンドウ」を選びます。iPhone の Safari にも同じ機能(プライベートブラウズ)があります。
TP-Linkは、ブラウザを使わずに専用アプリ(Tether)から設定する方法も挙げています。アプリならブラウザ側の原因をまとめて外せます。ただし、アプリでもパスワードは必要です。
バッファローはさらに、設定画面を開きたい端末1台だけをつないだ状態にすることも挙げています。
初期化で消えるのは、パスワードだけではない

3か所を探しても見つからなかった。ここでようやく初期化が候補になります。
その前に、「メーカーに聞けば教えてもらえるのでは」と思った方へ。それはできません。バッファローは「一度設定した管理パスワードを後から確認することはできません」、ASUSは「変更されたルーターのユーザー名(ログイン名)やパスワードの内容は、弊社では確認することはできません」と明記しています。2社とも、記録が残っていないので確認できない、としています。
もうひとつ、ログイン画面をもう一度見てください。TP-Linkは、「パスワード入力欄のそばに「パスワードをお忘れの場合」などのボタンがある場合はそちらからパスワードの再設定が可能です」と書いています。ボタンがあれば、初期化せずに済みます。
ただ、これは同社の一部機種の案内です。ASUSは逆に、「セキュリティ上の理由から、ユーザー名またはパスワードを忘れてしまった場合、ログインすることはできません。ルーターをリセット(リストア)して再度設定を行ってください」と明記しています。画面を見て、そういうボタンが無ければ初期化するしかありません。
そして、ここが分かれ目です。初期化で戻るのはパスワードだけではありません。
| 戻るもの | そのあとどうなるか |
|---|---|
| Wi-Fiの名前とパスワード | 変えていた場合は出荷時に戻る。家じゅうの機器をつなぎ直すことになる |
| インターネットの接続設定 | PPPoEでつないでいる場合は、プロバイダの書類を見て入れ直す。ASUSは「作業の前に、あらかじめご契約のインターネット プロバイダー(ISP)の接続情報(ID/パスワード等)を確認しておくことをおすすめします」としている |
| そのほか変更した設定 | すべて出荷時に戻る |
いちばん手間がかかるのは1行目です。テレビ・プリンター・ゲーム機・スマートスピーカーまで、Wi-Fiにつないでいるものを全部つなぎ直すことになります。何台あるかを先に数えておいてください。
2行目については、接続方式によっては入力そのものが要らないことがあります。IPoE(v6プラスなど)でつないでいる家では、入れ直すIDやパスワードが存在しません。どちらの方式かは次の記事にまとめています。
ここで、記事のはじめに出てきた3つ目のパスワードが効いてきます。設定画面のログインには使えなかったプロバイダの書類が、ここでは要るのです。手元に無ければ、初期化する前に取り寄せてください。
初期化したあとインターネットが戻らないときの相談先は、機器の持ち主で決まります。借りている機器なら回線の事業者、自分で買ったルーターならそのメーカーです。接続設定の中身(IDとパスワード)が分からないときは、プロバイダになります。
光回線でレンタルしているホームゲートウェイの場合、完全初期化するとひかり電話の設定も消えます。ただし、そこは自分で入れ直しません。
NTT東日本は「本商品を完全初期化すると、ひかり電話に関する設定もすべて消去されます」としたうえで、「初期化後、本商品が起動し、本商品の設定後、再度ひかり電話の自動設定が行われます」と書いています。NTT西日本も同じ案内です。
電話番号を入れ直す作業は要らない、ということです。ランプで確かめられます。
初期化したあとのパスワードは、メーカーで違う

初期化すればシールの文字列で入れるようになる。そう思って押す方が多いのですが、そうならない機器があります。
公式の案内を並べると、初期化したあとの姿は2つの型に分かれます。
| 型 | 初期化したあと | そう案内しているもの |
|---|---|---|
| 出荷時の値に戻る | シールやカードの文字列で入る | バッファロー(「初期化後は商品出荷時のパスワードでログインしてください」)/NECのシールに記載がある機種 |
| 未設定に戻る | もう一度、自分で決める画面が出る | NTT東日本・西日本のホームゲートウェイ/アイ・オー・データの3機種 |
NECは、シールに記載がある機種について「管理者パスワードがわからない場合は、本商品を初期化し、本商品に貼付のラベルに記載されているパスワード(Web PW)でログインしてください」と案内しています。これが上の型です。
一方でNTT東日本は、完全初期化の手順の最後に「「機器設定用パスワードの初期設定」画面が表示されたら、機器設定用パスワードを設定する」と書いています。こちらが下の型です。
下の型では、そもそも「出荷時のパスワード」というものが存在しません。初期化しても、探していた文字列が現れるわけではないのです。
ASUSはこの2つの中間で、シールに既定値がありながら、リセット後の手順では「管理画面(Web GUI)にログインするためのユーザー名と パスワードを設定し、残りの設定を完了します」と案内しています。だから、押す前にどちらの型かを見ておくと、あとで慌てずに済みます。
これは損な話ばかりではありません。下の型なら、初期化したあとのパスワードは自分で決めたものになるので、二度と分からなくなりません。上の型でも、入れたあとに自分のパスワードへ変えれば同じことです。
どちらの型でも、決めたものは残してください。NECもNTT東日本も、同じことを書き添えています。前者は「設定した管理者パスワードは、忘れないように取扱説明書のメモ欄などに記載をして保存してください」、後者は「このパスワードは、忘れないように控えておきましょう」です。
初期化したあとにつなぎ直す手順は、次の記事にまとめています。
まとめ
この記事では、Wi-Fiルーターの管理者パスワードが分からないときに探せる場所と、初期化したときに何が起きるのかを解説しました。
- 紛らわしいパスワードは3つある。プロバイダの書類はログインには使えないが、初期化のあとに要る
- 探す前に、買ったルーターか、回線と一緒に来た機器かを確かめる。ここで見る場所が変わる
- 探す先は3か所。本体のシール(台座の裏まで見る)、付属の紙、借りている機器なら契約・工事の書類
- ユーザー名はadmin・root・user・ybbuserと分かれる。バッファローの一部機種はパスワードが空白
- NECはシールに記載がある機種を型番で挙げている。裏を返せば、載っていない機種がある
- 借りている機器でも事業者で違う。NTT東西は初期値なし、auひかりはラベルに初期パスワード、光BBユニットは初期値を公開
- 試し続けるとロックされる。電源の入れ直しから2時間待ちまであり、回数が案内に書かれていないメーカーもある
- 合っているのに通らないときは、Oと0・全角・ブラウザの自動入力・キャッシュ・別の機器の画面を疑う
- バッファローとASUSは、変更後のパスワードを「確認することはできません」と明記している
- 初期化で戻るのはパスワードだけではない。Wi-Fiの名前とパスワードも接続設定も戻る。ただし借りている機器のひかり電話は、自動で設定し直される
- 初期化したあとの姿は2つの型に分かれる。出荷時の値に戻る型と、もう一度自分で決める型
いま画面の前で止まっている方は、まず試すのをやめてください。そのうえで、自分の機器がどちらなのかを確かめ、本体のシール(台座の裏まで)、付属の紙、契約時のファイルの順に見てみてください。
それでも見つからなければ初期化になりますが、そのときは「出荷時のパスワードが現れる」とは限らないことだけ、頭の隅に置いておいてください。画面に出てくるのが入力欄ではなく「決めてください」だったとしても、故障ではありません。
参考: 管理者パスワードを忘れてしまったため、クイック設定Webを開くことができません(NEC Aterm)
参考: Wi-Fiルーターの設定画面にログインできない(バッファロー)
参考: 【IODATA/Wi-Fiルーター】設定画面ログイン用のユーザー名・パスワードがわからない/入れてもログインできない(アイ・オー・データ)
参考: [WiFi ルーター][トラブルシューティング] ユーザー名とパスワードでルーターの管理画面(Web GUI)やアプリにログインできない場合(ASUS)
参考: クイック設定Web(au)







