スマートフォンやポケット型Wi-Fiを手放そうとして、SIMカードを抜こうとしたら、入れ口が見当たらなかった——という経験はありませんか。
実は、その端末のSIMは抜くものではなく、消すものです。NTTドコモは、この形式のSIMについて「eSIMは本体から取り外すことはできません。」と書いています。
やっかいなのは、消し方に順番があることです。順番を間違えると、手放した端末にあなたの電話番号が残ってしまうことがあります。逆に、あわてて消すと元に戻せなくなる場合もあります。
しかも、その順番も、戻すときの費用も、契約している会社によって案内が違います。ある会社は「解約より前に消してください」と書き、別の会社は「解約したあとに消してください」と書いています。
この記事では、ネットワークにくわしくない方でも迷わないように、eSIMとはどういうものか、名前がよく似た「eSIMカード」との違い、消しても契約は残るということ、消したあとに戻せるかどうか、譲渡・処分・機種変更のときに消す順番、の順に解説していきます。
すでに消してしまって圏外になっている方は、「eSIMを削除してしまったら?戻せるかは、eSIMかeSIMカードかで違う」へ進んでください。消えたのは端末の側だけです(ドコモとソフトバンクは、消しても解約されないと案内しています)。
⚠ ただし消したあとは、手続きの窓口が変わることがあります。その理由も同じ見出しの中で説明します。
目次
eSIMとは?本体に組み込まれていて、取り外せないSIM

eSIM(イーシム)は、端末そのものに組み込まれたSIMのことです。英語の embedded SIM(エンベデッド・シム=組み込み型のSIM)を縮めた呼び方で、簡単に言うと最初から本体の中に入っていて、取り出せないSIMです。
NTTドコモは、取扱い上の注意でこう書いています。
eSIMは本体から取り外すことはできません。
出典: SIM/eSIMについて(NTTドコモ)(2026年9月5日確認)
物理SIMと変わるのは「持ち運び方」
形が違うだけで、役割は同じです。SIMはその回線の契約が誰のものかを示す身分証にあたります。カードであっても本体の中の部品であっても、そこは変わりません。
違うのは持ち運び方です。物理SIMは、カードを抜いて別の端末に挿せば、そのまま持ち運べます。eSIMにはその手が使えないので、契約の側を新しい端末へ「書き込み直す」ことになります。
NTTドコモは、その書き込み直しの方法を案内しています。ひとつは本体の設定から行う方法で、「eSIMクイック転送(iPhone/iPad)、Android eSIM転送機能」と呼ばれています。それが使えない場合はオンラインショップ、iPadの場合は店舗、という順です。
ドコモの案内は「対象機種をご利用中の場合は、本体の設定からeSIMを発行できます」という条件つきです。つまり、同じeSIMでも本体の設定だけで移せる機種と、そうでない機種があります。
どちらに当たるかは、端末を眺めても分かりません。契約している会社の案内で、自分の機種が対象かを確かめてください。当サイトでは、機種ごとの対応一覧は載せていません。機種によって変わるうえ、入れ替わりも速いためです。
紛らわしいのは「eSIMカード」|名前は似ているが別物

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。「eSIM」と「eSIMカード」は、別のものです。
⚠ 先にお断りしておくと、ここでいう「eSIMカード」はNTTドコモの商品名(ドコモeSIMカード)です。以下の話はドコモと契約している方に当てはまるもので、他社に同じ商品があるとは限りません。
名前が似ているので同じものだと思ってしまいますが、NTTドコモの説明を読むと、はっきり2種類に分かれています。
ドコモの通信サービスをご利用いただくには、お客さまの電話番号や契約情報が記録された「SIM」が必要です。ドコモでは、端末に挿入して使う「ドコモUIMカード/ドコモeSIMカード」と、端末に内蔵された「eSIM」の2種類をご用意しています。
出典: SIM/eSIMについて(NTTドコモ)(2026年9月5日確認)
読み飛ばしやすいところなので、もう一度整理します。「ドコモeSIMカード」は、端末に挿入して使うカードの側に分類されています。名前に eSIM と付いていても、挿すものです。
| 呼び名 | どこにあるか | 抜き差し |
|---|---|---|
| ドコモUIMカード | 端末に挿入して使う | できる |
| ドコモeSIMカード | 端末に挿入して使う | できる |
| eSIM | 端末に内蔵されている | できない |
「eSIMを削除してしまったら?戻せるかは、eSIMかeSIMカードかで違う」で、消したあとに戻せるかどうかが、この2つで分かれるという話をします。名前が似ているぶん、自分がどちらなのかを先にはっきりさせておいてください。
ドコモeSIMカードは、新しく申し込めなくなっている
ただし、これから「ドコモeSIMカードにしようかな」と選ぶ場面はもうありません。NTTドコモは、次のように告知しています。
ドコモeSIMカードは、2025年12月31日(水曜)をもって新規受付を終了いたしました。
今後、ドコモeSIMカード対応機種を新たにご利用いただく際は、店頭でドコモUIMカードを発行させていただきます。
出典: SIM/eSIMについて(NTTドコモ)(2026年9月5日確認)
つまりこれは「これから選ぶもの」ではなく、「すでに使っている人がいるもの」です。手元の端末が該当するかどうかは、契約している会社の案内で確かめてください。
手がかりのひとつは、カードの入れ口が本体にあるかどうかです。入れ口が無ければ、内蔵のeSIMです。
⚠ ただし逆は言えません。入れ口とeSIMの両方を持つ機種があるので、入れ口があることは「挿すタイプだ」の証拠になりません。確実なのは、契約している会社の案内で確かめることです。
入れ口とeSIMの両方を持つ機種の中には、2つの番号を1台で待ち受けられるもの(デュアルSIM)があります。仕事用と私用の番号を1台にまとめる前に確かめることは、こちらの記事で扱っています。
eSIMを消しても、回線契約は解約されない

ここは誤解の多いところです。端末からeSIMを消すことと、回線を解約することは、別の手続きです。
NTTドコモは、こう書いています。
eSIM対応機種の設定メニューからeSIMを初期化しても、回線契約は解約されません。誤ってeSIMを初期化してしまった場合は、SIM情報再発行(有償)が必要です。ご使用の本体と本人確認書類(運転免許証など)をお持ちの上、お近くのドコモショップまでご来店ください。
出典: SIM/eSIMについて(NTTドコモ)(2026年9月5日確認)
ソフトバンクも、同じことを短く書いています。
なお、eSIMを消去しても解約されるわけではありません。解約したい場合はこちらをご確認ください。
出典: eSIMプロファイルの消去方法を教えてください。(ソフトバンク)(2026年9月5日確認)
少なくともこの2社は、別々の言い方で同じことを書いています。1社だけの決まりではなさそうだ、というところまでは言えます。
そして、これは挿すタイプの「ドコモeSIMカード」でも同じです。ドコモは、そちらについても別の項でこう書いています。
ドコモeSIMカード対応機種の設定メニューのSIM情報設定からドコモeSIMカードを初期化しても、回線契約は解約されません。
出典: SIM/eSIMについて(NTTドコモ)(2026年9月5日確認)
つまりドコモは、内蔵と挿すタイプの両方について同じことを書いています。この点については、型の違いを気にしなくて大丈夫です。
端末からeSIMを消しても、契約はそのまま生きています。ということは、その回線の料金も発生し続けます。
「端末を初期化したから、もう終わったはず」と思い込むと、使っていない回線の請求が続くことになります。やめたいなら、解約の手続きを別に行ってください。
逆向きの取りこぼしもあります。解約したからといって、端末からeSIMが消えるとは限りません。この点は「譲渡・処分・機種変更のとき、eSIMを消す順番は契約先で違う」で詳しく見ます。
eSIMを削除してしまったら?戻せるかは、eSIMかeSIMカードかで違う

誤って消してしまったとき、元に戻せるかどうかが、eSIMか、ドコモの「eSIMカード」かで分かれます。
自分がどちらか分からないなら、カードの入れ口が本体にあるかを見てください。入れ口が無ければ内蔵のeSIMです。入れ口があっても両方を持つ機種があるので、それだけでは決まりません——確実なのは契約先に聞くことです。
まず、端末に内蔵されたeSIMのほうです。こちらは、上で引用したとおり「SIM情報再発行(有償)」で戻せます。手続きは要りますが、道は残っています。
問題は、挿すタイプのドコモeSIMカードのほうです。
2026年1月以降にeSIMプロファイルを削除された場合、再ダウンロードができませんのでご注意ください。
出典: SIM/eSIMについて(NTTドコモ)(2026年9月5日確認)
この一文は、「ドコモeSIMカードについて」という見出しの下に、新規受付が終了したという告知と並べて書かれています。新しく作れないものは、消しても作り直せない——そう考えると筋が通ります。
自分の端末がどちらなのか自信がないなら、消す前に契約している会社に確かめてください。
消したあとで「戻せないほうでした」と分かると、元のプロファイルはもう戻せません(ドコモは、その場合は店頭でドコモUIMカードを発行すると案内しています)。順番として、確認が先です。
戻すときの窓口と費用は、会社ごとに違う
「誤って消してしまった」という同じ場面に対して、各社の案内はそろっていません。実際に各社が出している案内を並べます。
| 会社 | 誤って消したときの窓口 | 費用の書かれ方 |
|---|---|---|
| NTTドコモ | ドコモショップ(本体と本人確認書類) | 「有償」(金額の記載なし) |
| au | au Style/auショップ/UQスポット | このページには記載なし |
| ソフトバンク | My SoftBank またはショップ | ショップ4,950円/My SoftBankなら無料 |
| 楽天モバイル | SIM再発行申請フォーム | 0円(税込0円) |
ドコモは、eSIMを案内する別のページに金額を載せています。ただし読むときに注意が要ります。
「SIMカードの交換・再発行」のお手続きには、カード発行手数料がかかります。
ドコモショップ・コールセンターでお手続きされるときには手数料(4,950円(税込))が必要になる場合があります。
出典: eSIMについて(NTTドコモ)(2026年9月5日確認)
この2つの文は続けて書かれていますが、後ろの文には「何の」手数料かが書かれていません。前の文が「SIMカードの交換・再発行」の話なので、eSIMの再発行にもこの金額がかかるのかどうかは、この記述からは読み取れません。
⚠ ですからこの記事では、この金額がeSIMの再発行に掛かるとは断定しません。金額を確かめたい方は、上のページを開いて自分で確認するか、ドコモに聞いてください。
ソフトバンクは、金額と無料になる条件の両方を書いています。
eSIMプロファイルの再発行にはeSIM再発行手数料4,950円がかかります。
ただし、My SoftBankにてeSIM再発行のお手続きを行った場合は、手数料が無料となります。
出典: eSIMを誤って削除してしまいました。対応方法を教えてください。(ソフトバンク)(2026年9月5日確認)
⚠ ただし同じページに「iPad のeSIM再発行のお手続きはソフトバンクショップのみ受付可能です。」とあります。iPadは、無料になる道がありません。
楽天モバイルは、手数料の一覧で「SIM交換・再発行手数料(eSIM)」を「0円(税込0円)」としています。同じ一覧でSIMカードのほうは「3,000円(税込3,300円)」なので、カードよりeSIMのほうが安いという逆転が起きています。
出典: 各種手数料(楽天モバイル)(2026年9月5日確認)
auは、同じ「再発行」でも場面によって案内が違う
auの案内を読むときは、どの場面の話かを取り違えないよう注意してください。ページによって、案内されている手続き先が変わります。
まず、SIMカードからeSIMへ変える場合です。
「My au(Web)」「My UQ mobile(Web)」でのeSIM再発行/eSIM転送は、無料です。
au Style/auショップ/UQスポットでお手続きする場合の手数料は、4,950円(税込)です。
出典: SIMカードからeSIMへの変更する際の手数料はいくらですか?(au)(2026年9月5日確認)
いっぽう、誤って削除してしまった場合については、別のページでこう案内しています。
eSIMを誤って削除してしまった場合は、お近くのau Style/auショップ/UQスポットでeSIMの再発行手続きをお願いいたします。
出典: eSIMを誤って削除してしまった場合の対処方法を知りたい(au)(2026年9月5日確認)
無料と書かれているのは計画的に変える・移すときで、うっかり消してしまったときは店頭が案内されています。
自分がどちらの場面にいるかで、見るページが変わります。ひとまとめにして覚えないでください。
金額は改定されることがあります。ここに並べたのは「窓口によって変わる会社がある」という形を見てもらうためのもので、最新の金額は契約先のページで確かめてください。
⚠ auの案内には、確認した時点で「現在システムメンテナンス中のため、「本人確認(eKYC)を用いたeSIM発行/再発行」のオンライン手続きはご利用いただけません。」という注記も付いていました。案内は時期によって変わります。
出典: eSIMを誤って削除してしまった場合の対処方法を知りたい(au)(2026年9月5日確認)
会社名義の端末をお使いなら、もうひとつ気をつけることがあります。ドコモは「法人のお客さまのeSIM再発行については、NTTドコモビジネス営業担当者またはドコモショップへお問い合わせください。」としています。個人向けの会員ページから手続きできるとは限りません。
出典: eSIMについて(NTTドコモ)(2026年9月5日確認)
ここで挙げたのは4社です。サブブランドや格安SIMをお使いなら、契約先の名前と「eSIM 再発行」を並べて検索し、自分の契約先の案内を探してください。窓口も費用も、会社ごとに決まっています。
先に消すと、自分でWebから手続きできなくなることがある
ここまで「Webで手続きできる」という会社がありました。ところが、消したあとでは、そのWebに入れないことがあります。
楽天モバイルは、その理由をはっきり書いています。
現在eSIMをご利用中の場合、お手続き前にeSIMのプロファイルを削除しないでください。ワンタイムパスワードのSMSが受け取れなくなり、my 楽天モバイルでのSIM再発行ができなくなります。
出典: SIMカードやeSIMの交換・再発行はどこから手続きできますか?(楽天モバイル)(2026年9月5日確認)
Webの手続きは、本人確認のためにその回線あてのSMSを使います。SIMを消すと、そのSMSを受け取る手立てがなくなる——だからWebの窓口が使えなくなる、という筋道です。
もちろん、消してしまった人が詰むわけではありません。楽天モバイルは別の申請フォームを用意していて、その対象にこう挙げています。
⚠ 費用が上がるという話ではありません。楽天モバイルは、どちらの経路でも手数料を「eSIM 0円(税込0円)」としています。変わるのは自分だけで終えられるかどうかです。
誤ってeSIMプロファイルを削除したため元の製品が使えない
出典: SIMカードやeSIMの交換・再発行はどこから手続きできますか?(楽天モバイル)(2026年9月5日確認)
手放した端末に電話番号が残ること(ドコモが書いています)。自分でできる手続きの経路が閉じること。そして戻せないタイプがあること——ここまでに3つ出てきました。
言っている会社も、想定している場面も違います。それでもどちらも「消す前に手を打っておけ」という同じ向きを指しています。
譲渡・処分・機種変更のとき、eSIMを消す順番は契約先で違う

端末を人に譲る、売る、処分する——このとき「解約」と「eSIMを消す」の順番が問題になります。
NTTドコモは、譲渡や中古販売を前提にした場合について、一度SIM情報をダウンロードしてから初期化するよう案内しています。しかもそれを解約より先に、としています。
eSIM対応機種を譲渡や中古販売のために解約される場合は、解約前に必ず一度SIM情報(プロファイル)をダウンロードした上で、SIM情報の初期化を実施してください。
(すでにSIM情報をダウンロード済みの場合は再ダウンロード不要のため、SIM情報の初期化のみ実施してください。)
上記方法のeSIM初期化を実施しない状態で解約してしまうと、解約後の端末でお客さまの電話番号が表示される可能性があります。
出典: SIM/eSIMについて(NTTドコモ)(2026年9月5日確認)
最後の一文が、順番を守る理由です。初期化しないまま解約すると、手放した端末にあなたの電話番号が残る可能性があると書かれています。
なお、すでにSIM情報をダウンロード済みなら、初期化だけで構わないとも書かれています。「まずダウンロードから」で手が止まらないようにしてください。
ところが、ソフトバンクの案内は逆に読めます。
回線解約後、お客さまにてeSIMプロファイルの削除をお願いします。
出典: eSIMにてソフトバンクの回線契約中ですが、回線契約を解約するにあたって必要なことはありますか?(ソフトバンク)(2026年9月5日確認)
正反対に見えるが、同じ場面の話ではない
並べると矛盾しているようですが、2つは同じ問いに答えているわけではありません。
| 会社 | 何についての案内か | 案内している順番 |
|---|---|---|
| NTTドコモ | 譲渡や中古販売のために解約する場合 | 解約より前に初期化 |
| ソフトバンク | 回線契約を解約するにあたって必要なこと | 回線解約の後に削除 |
ドコモの文には「譲渡や中古販売のために」という条件が付いています。ソフトバンクのほうは、解約一般についての案内です。
ですからどちらが正しいという話ではありません。ここから引き出せることは、はっきりしています。
- 自分の契約先の案内を読む — 順番は会社で違います。よそで見た手順をそのまま当てはめない
- 「譲るため」なのか、「やめるだけ」なのかをはっきりさせる — 案内が分かれている軸がここです
- ドコモなら、初期化の前にSIM情報をダウンロードする — 済んでいれば初期化だけで構いません
- 消す前に、戻せるタイプかを確かめる — 「eSIMを削除してしまったら?戻せるかは、eSIMかeSIMカードかで違う」で見たとおりです
人に渡す端末なら、電話番号が残らないことが最後の関門です。ドコモが書いているとおり、そこは順番で決まります。
機種変更では、移す手続きが終わるまで消さない
手放すのではなく、機種変更で新しい端末に移す場合も、考え方は同じです。先に消すと、移すための手続きが進まなくなることがあります。
ドコモが案内している移し方のうち、本体の設定から行う方法(「eSIMクイック転送(iPhone/iPad)、Android eSIM転送機能」)は、古い端末が使える状態であることが前提です。
楽天モバイルの注意書きも「お手続き前にeSIMのプロファイルを削除しないでください」と書いていました。新しい端末へ移す手続きより先に消して得をする場面は、ここまでに出てきていません。
⚠ 「解約より先に初期化」というドコモの案内とは、別の場面の話です。あちらは譲渡や中古販売のために解約するときの順番で、こちらは使い続けるために新しい端末へ移すときの順番です。
機種変更では、eSIMのほかに端末補償も確かめておきたいところです。端末補償は回線ではなく1台の機種についているため、機種変更しても補償は前の機種のままのことがあります。
ポケット型Wi-Fiを手放すときの手順は、SIMの形ごとに整理した記事があります。
なお、手放したあとの端末が次の持ち主のところで使えるかどうかは、また別の関門があります。
まとめ
- eSIMは端末に組み込まれていて、取り外せない。抜くものではなく、消すもの
- ドコモの「eSIMカード」は名前が似ているが、挿すタイプ。ドコモは「端末に挿入して使う」側に分類しており、2025年12月31日で新規受付を終えている
- 消しても回線契約は解約されない。少なくともドコモとソフトバンクは、別々の言い方でそう書いている。やめたいなら解約の手続きを別に行う
- 消したあと戻せるかは、種類で分かれる。内蔵のeSIMは再発行で戻せるが、ドコモeSIMカードは2026年1月以降、削除すると再ダウンロードができない
- 戻すときの窓口と費用は会社で違う。ソフトバンクはMy SoftBankなら無料(ただしiPadはショップのみ)、楽天モバイルはeSIMの交換・再発行が0円としている
- この記事で見た2社では、譲渡を前提にした順番の案内があるのはドコモで、解約前の初期化(その前にSIM情報のダウンロード)を求めている。ソフトバンクは解約一般について「回線解約後に削除」と案内していて、譲渡の話ではない。何を前提にした案内かで順番が変わる
- 先に消すと、自分でWebから手続きできなくなることがある。楽天モバイルは「お手続き前にeSIMのプロファイルを削除しないでください」と書いている(本人確認のSMSが受け取れなくなるため。手数料は同じ0円)。機種変更で新しい端末へ移すときも同じで、消すのは最後
- 迷ったら、消す前に契約先の案内を読む。消してから確かめても間に合わないことがある
SIMの形が変わっても、それが契約の身分証であるという点は変わりません。だからこそ、端末の側の操作だけで終わったと思わないことが大切です。
参考: eSIMにてソフトバンクの回線契約中ですが、回線契約を解約するにあたって必要なことはありますか?(ソフトバンク)
参考: eSIMを誤って削除してしまった場合の対処方法を知りたい(au)
参考: 各種手数料(楽天モバイル)
参考: eSIMについて(NTTドコモ)





