データリンク層って何だろう? ネットワークの基礎をわかりやすく解説!

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パソコンやスマートフォンでインターネットを使うのは当たり前の時代。

でも、私たちが毎日何気なく使っているネットワークの仕組みについて、実は知らないことだらけではないでしょうか?

「データリンク層」という言葉を聞いたことはありますか?

難しそうに聞こえますが、実はインターネットが正しく動くための重要な役割を担っているんです。

今回は、このデータリンク層について、専門用語をなるべく使わず、身近な例を交えながらわかりやすく解説していきます。

ネットワークの基礎を理解することで、普段何気なく使っているインターネットの世界がもっと身近に感じられるはずです。

データリンク層の役割とは?

データリンク層

データリンク層とは、OSI参照モデルと呼ばれるネットワークの階層構造における、第2層です。

データリンク層はどんな役割を担っているのでしょうか?

簡単に言うと、データリンク層は、隣り合ったコンピュータ同士が正しくデータのやり取りをするためのルールを定めている層です。

例えば、アパートで隣の部屋に手紙を渡すところを想像してみてください。

手紙を届けるには、相手の部屋番号を知る必要がありますよね?

データリンク層は、まさにこの「部屋番号」のような役割を果たします。

コンピュータの世界では、この「部屋番号」のことをMACアドレスと呼びます。

データリンク層は、MACアドレスを使って、どのコンピュータにデータを送ればいいのかを判断し、正しくデータを届ける役割を担っているのです。

データリンク層の具体的な機能

搬送コンベア

データリンク層は、MACアドレスを使ったデータの宛先指定以外にも、様々な機能を持っています。

主な機能は以下の通りです。

データの分割と結合

大きなデータを小さな単位(フレーム)に分割して送信し、受信側で元のデータに結合します。

エラー検出

データ送信中にエラーが発生した場合、それを検出する機能です。

フロー制御

送信側と受信側のデータ処理速度を調整し、データの損失を防ぎます。

アクセス制御

複数のコンピュータが同時に通信を行う際に、衝突が起こらないように制御する機能です。

まとめ

今回は、データリンク層について、役割や機能を中心に解説しました。

ポイントをまとめると、以下のようになります。

  • データリンク層は、OSI参照モデルの第2層である。
  • 隣り合ったコンピュータ同士が正しくデータのやり取りをするためのルールを定めている。
  • MACアドレスを使って、データの宛先を指定する。
  • データの分割と結合、エラー検出、フロー制御、アクセス制御などの機能を持つ。

この記事が、データリンク層を理解するきっかけになれば幸いです。

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