「スイッチ」って言葉を聞いて、何を思い浮かべますか？
照明のスイッチ？
ゲームのスイッチ？
実は、インターネットの世界にも「スイッチ」があるんです。
ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、安心してください。
この記事では、ITやネットワークの知識がなくてもわかるように、「スイッチ」についてわかりやすく解説していきます。
目次
スイッチって何？
スイッチとは、複数のコンピュータやネットワーク機器を接続するための装置です。
インターネットに接続する時、必ず何かしらの「スイッチ」を経由しています。
家庭では、Wi-Fiルーターに内蔵されていることが多いので、意識することは少ないかもしれません。
例えば、会社や学校では、たくさんのパソコンをインターネットに接続するためにスイッチが使われています。
1台のスイッチに複数の機器を接続することで、それぞれがインターネットにアクセスしたり、互いにデータを送受信したりすることができます。
スイッチがないと、それぞれの機器を個別にインターネット回線に接続する必要があり、とても不便です。
また、スイッチを使うことで、ネットワーク全体の通信速度を向上させることもできます。
つまり、スイッチは、複数の機器を効率的にネットワークに接続するための、とても重要な装置なのです。
スイッチの種類
スイッチには、大きく分けて2つの種類があります。
非管理型スイッチ
設定が不要で、接続するだけで使えるシンプルなスイッチです。
家庭用ルーターに内蔵されているスイッチも、ほとんどが非管理型です。
管理型スイッチ
より細かい設定が可能で、ネットワークのセキュリティやパフォーマンスを向上させることができます。
企業や学校など、大規模なネットワークでよく使われています。
スイッチの選び方
スイッチを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
ポート数
接続したい機器の数に合わせて、必要なポート数を選びましょう。
通信速度
100Mbps、1Gbps、10Gbpsなど、様々な通信速度のスイッチがあります。
使用するネットワーク環境に合わせて選びましょう。
機能
QoS（Quality of Service）やVLAN（Virtual LAN）など、必要な機能が搭載されているか確認しましょう。
スイッチに関するよくある質問
Q
スイッチとハブの違いは？
A
スイッチは、ハブよりも高度な機能を持っています。
ハブは、受信したデータをすべてのポートに転送するのに対し、スイッチは、送信先のポートだけにデータを転送します。
これにより、ネットワーク全体の通信効率が向上し、セキュリティも強化されます。
Q
スイッチとルーターの違いは？
A
ルーターは、異なるネットワークを接続するための装置です。
例えば、家庭内のネットワークとインターネットを接続するのがルーターの役割です。
スイッチは、同じネットワーク内の機器を接続するための装置です。
まとめ
この記事では、ITやネットワークの知識がなくてもわかるように、「スイッチ」についてわかりやすく解説しました。
スイッチは、ネットワークを構築する上で欠かせない装置です。
ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったスイッチを選んでみてください。