インターネットを使う上で、「IPv4」や「IPv6」という言葉を目にしたことはありませんか?
スマートフォンの設定画面やWi-Fiルーターの説明書でよく見かけるけれど、いまいち何のことかわからない…そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、これらはインターネットの「住所」のようなもので、私たちが日々使うインターネットには欠かせない重要な仕組みなのです。
最近では、IPv4からIPv6への移行が進んでいますが、一体何が違うのでしょうか?
この記事では、難しい専門用語を使わずに、IPv4とIPv6の違いについてわかりやすく解説していきます。
インターネットの基本を理解して、より快適なネット生活を送りましょう!
目次
インターネットの住所って?
![家の住所](https://network-beginners-handbook.com/wp-content/uploads/2025/02/6-10-740x416.png)
ウェブサイトやメールアドレスをパソコンやスマホで開くとき、裏側ではインターネット上の住所を使ってデータのやり取りをしています。
この住所が「IPアドレス」と呼ばれるもので、IPv4とIPv6はどちらもIPアドレスの種類です。
なんで2種類もあるの?
![ネットワーク](https://network-beginners-handbook.com/wp-content/uploads/2025/02/7-7-740x416.png)
もともとインターネットで使われていたのはIPv4という種類のIPアドレスでした。
しかし、インターネットの利用者が増えるにつれて、IPv4では住所が足りなくなってしまうという問題が発生しました。
そこで、もっとたくさんの住所を使えるように新しく作られたのがIPv6なんです。
IPv4とIPv6はどう違うの?
![比較](https://network-beginners-handbook.com/wp-content/uploads/2025/01/2-5-740x416.png)
IPv4とIPv6の大きな違いは、使える住所の数です。
IPv4は32ビット、IPv6は128ビットで表されるため、IPv6の方がはるかに多くの住所を割り当てることができます。
例えるなら、IPv4は小さな町、IPv6は巨大な都市のようなイメージです。
小さな町では家が足りなくなってしまうこともありますが、巨大な都市ならたくさんの人が住むことができますよね。
IPv6を使うとどんないいことがあるの?
![](https://network-beginners-handbook.com/wp-content/uploads/2025/01/5-6-740x416.png)
IPv6は、たくさんの住所を使えるだけでなく、セキュリティの向上や通信速度の改善など、さまざまなメリットがあります。
例えば、IPv6ではセキュリティ対策が強化されているため、より安全にインターネットを利用することができます。
また、通信経路が効率化されているため、IPv4よりも高速な通信が期待できます。
まとめ
この記事では、IPv4とIPv6の違いについて解説しました。
IPv6は、IPv4が抱える問題を解決し、より快適で安全なインターネットを実現するための新しい技術です。
今後、ますますIPv6への移行が進んでいくと考えられます。
この記事を通して、IPv4 と IPv6 について少しでも理解を深めていただければ幸いです。