ゲートウェイとは?初心者にもわかりやすく解説

2 min 177 views

インターネットに接続するときに必ず通る「ゲートウェイ」。

スマートフォンやパソコンを使っている方なら、設定画面で見かけたことがあるかもしれません。

でも「ゲートウェイって一体何?」「何のために必要なの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ITやネットワークの知識がない方でも理解できるように、ゲートウェイについてわかりやすく解説していきます。

ゲートウェイって何?

入出国ゲート

結論から言うと、ゲートウェイとは、異なるネットワーク同士をつなぐための「出入り口」のようなものです。

例えば、あなたの家からインターネットに出るには、必ず「ルーター」という機器を通りますよね?

このルーターも、ゲートウェイの一種なんです。

具体的に説明すると、ゲートウェイは、異なるネットワーク間でデータをやり取りするための仲介役として機能します。

家のパソコンからインターネット上のウェブサイトにアクセスする際、ルーターが家のネットワークとインターネットという異なるネットワークをつなぎ、データの送受信を可能にしています。

例えば、海外旅行に行くことを想像してみてください。

日本から他の国へ行くには、空港の「出国ゲート」を通る必要がありますよね?

この「出国ゲート」がゲートウェイのような役割を果たし、異なる国への移動を可能にしています。

つまり、ゲートウェイは、異なるネットワーク間を繋ぐ、いわば「ネットワークの出入り口」といえるでしょう。

ゲートウェイの種類

ゲートウェイには、例えば次のように、様々な種類があります。

ルーター

家庭でインターネットに接続する際に使う、最も身近なゲートウェイです。

IoTゲートウェイ

近年注目されているIoT機器をインターネットに接続するためのゲートウェイです。

クラウドゲートウェイ

企業の社内ネットワークとクラウドサービスを接続するためのゲートウェイです。

デフォルトゲートウェイって何?

ゲートウェイ

ゲートウェイの中でも、特に重要なのが「デフォルトゲートウェイ」です。

デフォルトゲートウェイとは、簡単に言うと、あなたのデバイスがインターネットにアクセスするための「デフォルトの経路」です。

デフォルトゲートウェイは、IPアドレスという、ネットワーク上の住所のようなもので表されます。

デバイスがインターネットにデータを送信する際、まずデフォルトゲートウェイにデータを送ります。

そして、デフォルトゲートウェイが、そのデータを適切な宛先に転送してくれるのです。

例えば、あなたが手紙を送る際、まず近くのポストに投函しますよね?

そして、郵便局がその手紙を宛先に届けてくれます。

この場合、ポストがデフォルトゲートウェイ、郵便局がインターネットのような役割を果たしています。

つまり、デフォルトゲートウェイは、インターネットにアクセスするための「最初の窓口」と言えるでしょう。

ゲートウェイとルーターの違い

比較

ゲートウェイとルーターは、どちらもネットワーク機器ですが、厳密には違います。

簡単に言うと、ルーターはゲートウェイの一種ですが、ゲートウェイはルーター以外にも様々な種類があります。

ルーターは、IPアドレスに基づいてデータを転送する機能を持つネットワーク機器です。

一方、ゲートウェイは、異なるネットワーク同士を接続するための、より広範な概念です。

例えば、「乗り物」と「車」の関係に似ています。

車は乗り物の一種ですが、乗り物には車以外にも、電車や飛行機など、様々な種類がありますよね?

つまり、ルーターはゲートウェイの一種であり、ゲートウェイはルーターよりも広い概念であると言えるでしょう。

まとめ

この記事では、ゲートウェイについて、初心者の方にもわかりやすく解説しました。

ゲートウェイは、インターネットに接続するために欠かせない、重要な役割を担っています。

この記事を参考にして、ゲートウェイについての理解を深めていただければ幸いです。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です