アプリケーション層とは? ネットワーク初心者でもわかる解説

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インターネットやスマートフォンが当たり前の時代になった今、私たちは毎日のようにLINEやメール、ウェブブラウザなどのアプリケーションを使っています。

でも、これらのアプリケーションが実際にどのように動いているのか、考えたことはありますか?

実は、私たちが普段何気なく使っているアプリケーションには、「アプリケーション層」という重要な仕組みが隠れています。

難しそうに聞こえるかもしれませんが、心配はいりません。

この記事では、アプリケーション層について、専門用語をできるだけ使わず、身近な例を交えながらわかりやすく解説していきます。

アプリケーション層の役割

アプリケーション層

アプリケーション層は具体的にどのような役割を担っているのでしょうか?

アプリケーション層は、OSI参照モデルと呼ばれるネットワークの階層構造における最上位層(第7層)に位置しています。

そして、アプリケーション層では、ユーザーが直接利用するアプリケーションソフトとネットワークとの間のデータのやり取りを管理しています。

例えば、Webサイトを閲覧する際には、Webブラウザ(アプリケーションソフト)がWebサーバーにHTTPというプロトコルを用いてデータを送受信します。

このHTTPをはじめ、FTP、SMTP、DNSなど、様々なプロトコルがアプリケーション層で定義されています。

アプリケーション層で利用されるプロトコル

通信しているブラウザ

アプリケーション層で利用されるプロトコルには、以下のようなものがあります。

アプリケーションプロトコル説明
HTTP(HyperText Transfer Protocol)Webサイトの閲覧に利用されるプロトコル
FTP(File Transfer Protocol)ファイルの転送に利用されるプロトコル
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)メールの送信に利用されるプロトコル
POP3(Post Office Protocol version 3)メールの受信に利用されるプロトコル
DNS(Domain Name System)ドメイン名とIPアドレスを相互に変換するプロトコル

これらのプロトコルは、それぞれ異なる役割を担っており、アプリケーション層で適切に動作することで、私たちは様々なサービスを利用することができます。

まとめ

この記事では、アプリケーション層について、専門用語をできるだけ使わず、身近な例を交えながらわかりやすく解説しました。

アプリケーション層は、ユーザーが利用するアプリケーションソフトとネットワークを繋ぐ重要な層です。

HTTPやFTPなどの様々なプロトコルがアプリケーション層で定義されており、これらのプロトコルによって、私たちはWebサイトの閲覧やメールの送受信など、様々なサービスを利用することができます。

この記事を通して、アプリケーション層について少しでも理解を深めていただければ幸いです。

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