「クラウドサービス」という言葉は聞いたことがあるけれど、「PaaS」って何だろう？
名前は聞いたことがあるような…でも、実は詳しく知らない…そんな方も多いのではないでしょうか。
実はPaaSは、私たちの生活をより便利にしてくれる、とても身近な技術なんです。
スマートフォンのアプリ開発から、大企業のビジネスシステムまで、様々な場面で活用されています。
この記事では、PaaSについてわかりやすく解説します。
この記事を読めば、PaaSの基本が理解できるようになり、ITのニュースや記事も今までよりずっと身近に感じられるはずです！
目次
PaaSとは？
PaaSとは「Platform as a Service」の略で、「パース」と読みます。
直訳すると「サービスとしてのプラットフォーム」となりますが、これだけでは意味がわかりませんね。
PaaSを理解するためには、まず「プラットフォーム」という言葉の意味を知る必要があります。
プラットフォームとは、アプリケーションを開発・実行するための基盤のことです。
例えば、私たちが普段使っているスマートフォンも、アプリを動かすためのプラットフォームの一つです。
PaaSは、このプラットフォームをインターネット経由で提供するサービスなのです。
PaaSで何ができるの？
PaaSを利用することで、アプリケーションの開発・実行に必要な様々なものを自分で用意する必要がなくなります。
通常、アプリケーションを開発・実行するためには、サーバーやOS、ミドルウェアなど、様々なものを準備する必要があります。
しかし、PaaSを利用すれば、これらのものをPaaS事業者が提供してくれるため、開発者はアプリケーションの開発・実行に集中することができます。
PaaSのメリット・デメリット
PaaSには、主に次のようなメリット・デメリットがあります。
開発期間が短縮できる
PaaSを利用すれば、インフラの構築や管理にかかる手間を省くことができるため、アプリケーションの開発期間を大幅に短縮することができます。
コスト削減できる
PaaSを利用すれば、サーバーなどの設備投資や運用コストを削減することができます。
柔軟性がある
PaaSは、需要に応じてリソースを柔軟に増減させることができます。そのため、急なアクセス増にも対応することができます。
セキュリティ対策が必要である
PaaSは、インターネット経由で提供されるサービスであるため、セキュリティ対策をしっかりと行う必要があります。
将来的な拡張性や移行性の考慮が必要である
PaaSは、特定のベンダーのサービスに依存してしまう可能性があります。
そのため、サービスを選ぶ際には、将来的な拡張性や移行性も考慮する必要があります。
PaaSの種類
PaaSには、様々な種類があります。
代表的なものとしては、 Amazon Web Services (AWS) の Elastic Beanstalkや、 Google Cloud Platform (GCP) の App Engineなどがあります。
これらのサービスは、それぞれ特徴や機能が異なるため、自分のニーズに合ったサービスを選ぶことが重要です。
まとめ
PaaSは、アプリケーションの開発・実行を効率的に行うための便利なサービスです。
ITに詳しくない方でも、PaaSの基本的な知識を持っておくことで、ITの世界がより身近になるはずです。
ぜひこの記事を参考に、PaaSについて理解を深めてみてください。
